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東京大学 五月祭で発表

2024年5月18日-19日  発表  

東京大学の五月祭にて、医学部企画の一つとして展示発表を行いました。芸術と科学の学術的融合というテーマの面白さを知っていただくことを目標に、現在主に活動している2つのグループ及びプロジェクトを紹介するポスターを展示しました。

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常にお客様がいらっしゃる状態で沢山の方々にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。当日は、「AMSS全体」「アートプロジェクト」「音楽神経学グループ」のポスターを展示し、AMSSのメンバーが交代で解説員を務めました。また、感想ノートにてご質問やご感想を受け取りました。

当日の解説をざっくりとまとめますと、
①AMSSについて「科学と芸術の学問的融合」に興味関心があるメンバーが集まっていることを説明し、今回の展示には2つのプロジェクトが出展していることをご紹介しました。


②「アートプロジェクト」では脳波計を利用していることをご紹介しました。現在利用しているものは簡易的な脳波計となっており、開眼時・閉眼時・瞬目時(瞬きをしているとき)の集中力やリラックスの度合いを測ることができるものです。その中で特筆すべきデータが見つかった場合は、さらに精度の高い機器も利用してみたいと考えています。


③音楽神経学グループの中の「BCIで手指を拡張する作品プロジェクト」では、BCIという機械で出来た指を装着することで、人間の指を増やした場合のピアノ曲の作曲を依頼しました。その結果、人間の指が20~25本ほど備わった場合の楽譜が完成したため、その楽譜の展示と音源の再生を行いました。機械で出来た指を装着することが、近い将来できるようになる“かも”しれないという話です。

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こちらの感想ノートにいただいたご質問の回答は、次の記事にて公開しております。(2024/08/01更新)

 

最後に、今回関わってくださった先生方、ピアニスト・作曲家のHayata.さん、医学部企画の委員の皆様、ご来場いただいた全ての方々、企画メンバーに厚く御礼申し上げます。

AMSS音楽神経学グループ内

「BCIで手指を拡張するプロジェクト」リーダー

聖徳大学教育学部3年 黒木裕水

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