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東京大学 五月祭で発表

2023年5月13日-14日  発表  

東京大学の五月祭にて、医学部企画の一つとして展示発表を行いました。芸術と科学の学術的融合というテーマの面白さを知っていただくことを目標に、現在主に活動している3つのグループ及びプロジェクトを紹介するポスターを展示しました。

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内容紹介

①視覚と芸術グループ

視覚と芸術グループは、代表的な芸術作品を分析することで脳の視覚情報処理に関する仮説を立てるとともに、既存の神経科学的知見を芸術の理解や制作に応用することを目指しています。今回は、「神経美学は主観的体験を研究できるのか」をテーマに、脳の機能的局在と美的体験の関係性や、美と快の差を示す脳内報酬系について得られた考察を紹介しました。絵画や音楽などのいわゆる美的体験をしている時に活性化している脳の部位についてや​、他人からの賞賛や自己実現に対する快感情を経験している時との違いについてまとめました。

 

「脳で触る」プロジェクト

映像や音を用いた芸術作品により喚起される”ゾワゾワ感”を探求する「脳で触る」プロジェクトについて、過去のワークショップの情報などをまとめました。さらに、「肌が教えてくれる心の動き」をテーマとして、Electrodermal Activityの基本的な原理や発汗制御の生理的なメカニズム、Electrodermal Activityが教えてくれる心の変化の例について紹介しました。

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