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​東京大学 五月祭で発表

2019年5月18, 19日  発表  

東京大学の学園祭である五月祭(東京,本郷)で数ヶ月にわたる多くのメンバーが協力した準備の成果を発表しました。絵画の認知・感動のメカニズムに関する最新の医学的研究を実際のメンバーによる絵画作品を題材にわかりやすく解説したほか,来場者が音源定位のメカニズムを体感できるようにバイノーラル録音システムを用いた音響実験を実演・体験できるブースも設置しました。

​  内容紹介

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絵画の医学的解釈についてのポスターを展示しました。また、来場者が音の定位メカニズムを体験できるコーナーを用意しました。リンクから、バイノーラル録音システムを用いた音響実験のフルバージョンを聴くことができます。

 

​バイノーラル

バイノーラル (Binaural) とは、二つの 耳によって音を聴くことを意味する言葉である。人間の両耳、または頭部の模型 ( 以下ダミーヘッド ) の両耳の位置で録音を行うことを “バイノーラル録 音” と呼び、この方法で収録された音源を両耳にヘッ ドホンを用いて再生することで、音を収録した場所 で実際に音を聴いているような体験ができると考え られてきた。 そのバイノーラル録音に関する研究は 1920 年代 にベル研究所で開始され、1932 年には Harvey Fletcher らが頬に二つのマイクロホンを埋め込んだ OSCAR と呼ばれるダミーヘッドを開発し、実験的 なバイノーラル聴取実験が行われた。実験の結果、 ダミーヘッドを通して収録された音は、音像が空間 の適切な位置に配置され、高い評価を得たという。

詳しい説明はこちらをご覧ください。(ポスターをクリックすると詳細閲覧できます)

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​バイノーラル録音をした音源(両耳にイヤフォンを当ててお聴きください)

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